超低用量ピルのヤーズは副作用が少ないので、日本だけでなく世界的にも人気があります。日本では月経困難症の治療薬としても承認されています。
ただし、ヤーズは新しい第4世代のピルなので、値段が少し高くなります。そのため、ヤーズにジェネリックがあるのであれば、購入したいという人も多いでしょう。
そこで、ヤーズとはどんなピルであり、ヤーズにジェネリック医薬品があるのか調べてみました。
目次
ヤーズとは
製薬会社 | バイエル薬品 |
販売開始 | 2006年 |
成分 |
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世代・相性 | 第4世代・1相性 |
錠数 | 28錠(実薬24錠、偽薬4錠) |
ヤーズは、バイエル薬品から発売されている超低用量ピルです。ヤーズは第4世代ピルなので、卵胞ホルモンの配合量が低用量ピルよりさらに少なくなっており、体への負担が少ないことから人気があります。そのため、低用量ピルの副作用が心配な人でも安心して内服できます。
ピンク色と白色の2種類の錠剤があり、シートの数字の順に28日間連続で服用します。ピンク色には薬の成分が入っていますが、白色は薬の成分が入っていない偽薬です。
ヤーズのジェネリックは「ドロスペラ」
製薬会社 | Laboratorios Leon Farma |
販売開始 | 2010年 |
成分 |
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世代・相性 | 第4世代・1相性 |
錠数 | 28錠(実薬24錠、偽薬4錠) |
医薬品には、ジェネリックと呼ばれる後発医薬品があります。ヤーズは先発医薬品(先に開発された新薬)です。ヤーズと同じ有効成分で、後に作られた薬がジェネリック医薬品の「ドロスペラ」です。ドロスペラはスペインのLaboratorios Leon Farma S.A. から2010年以降に発売されました。
効果や飲み方などはヤーズと同じ
ドロスペラはヤーズと同じ有効成分で作られているため、ヤーズと同じように避妊効果や生理の辛い症状の緩和、生理サイクルを整えるといった効果が得られます。
卵胞ホルモン(エチニルエストラジオール )の配合量も0.02mgと同じ(超低用量)なので、副作用の心配が少ないことも同じです。
飲み方もヤーズと同じ28錠(ピンク24錠・白4錠)を連続で服用します。
ヤーズよりも値段が安い
ドロスペラはジェネリック医薬品なので、先発医薬品であるヤーズより値段が安くなっています。
1箱(28錠)あたりの値段では、ヤーズが3,500円前後なのに対して、ドロスペラは1,800円前後と、約半額になっています。
同じ成分(ドロスピレノン)でもジェネリックではないピル
- ヤスミン
- ヤミニ(ヤスミンジェネリック)
- メロディア(ヤスミンジェネリック)
- ドロセチル(ヤスミンジェネリック)
上記のピルはヤーズと同じ有効成分(ドロスピレノン、エチニルエストラジオール)が使われています。しかし、ヤスミン、ヤスミンジェネリックは卵胞ホルモン(エチニルエストラジオール )がヤーズより0.01g多く配合され、休薬期間も7日間の低用量ピルです。
成分は同じでも配合量が異なると、飲み方や効果、副作用などにも違いが出るので、ヤーズのジェネリックとは言えません。
ヤーズのジェネリック「ドロスペラ」を購入する方法
取扱っているサイトは少ない
ドロスペラは日本国内で認可されていないので、病院で処方してもらうことはできません。
海外の通販(個人輸入)サイトで取り扱っているところはありますが、ヤーズと比べて取り扱っているサイトは非常に限られています。
ヤーズは日本では治療薬として承認されている薬なので、病院で診察を受けた上で処方してもらうことが可能です。
しかし、ドロスペラをはじめとするヤーズジェネリックは日本未承認の医薬品なので、病院で処方してもらうことはできません。当然、ドラッグストアやYahoo!やAmazonといった国内の通販サイトでも販売されていません。
現時点でドロスペラを購入できるのは、個人輸入代行サイトのみとなります。
ドロスペラを売っているサイト
個人輸入サイトは小規模なサイトを使うと運営がいい加減なことがあるので、必ず大手サイトを使うことを推奨しています。安全なサイトの中でドロスペラを取り扱っているのは「オオサカ堂」のみとなります。
オオサカ堂では「Drospera(ヤーズジェネリック)」として以下の値段で販売されています。まとめ買いをすることで1箱(1ヶ月分)が1000円程度まで安くなります。
1箱 | 1,741円(1箱あたり1,741円) |
3箱 | 3,717円(1箱あたり1,239円)29%OFF |
6箱 | 6,276円(1箱あたり1,046円)40%OFF |