トリキュラーといえば、低用量ピルの中でも副作用が少ないことで人気のピルです。
薬の中には、ジェネリック医薬品と呼ばれる同一成分の後発医薬品があり、先発医薬品とは違った名前でより安く購入できる薬があります。
トリキュラーにもジェネリックはあるのでしょうか?
トリキュラーのジェネリックや、その違いについて調べてみました。
目次
ジェネリック(後発医薬品)とは
病院でもらった処方箋を持って薬局に行った時に、「ジェネリックにしますか?」と聞かれた経験はありませんか?
ジェネリック医薬品は、新薬が発売された後に発売される医薬品で、新薬と同じ有効成分ながらも新しい技術で飲みやすさなどの工夫が加えられている薬です。
つまり、新薬が先発医薬品となり、ジェネリック医薬品は後発医薬品になるのです。
新薬であれば研究するための開発投資が大きいため、価格が高くなります。
しかし、ジェネリックであれば、既に開発された新薬と同じ成分から改良を加えて作るため低価格で販売することができるのです。
トリキュラーのジェネリックは「ラベルフィーユ」
トリキュラーのジェネリック医薬品は、ラベルフィーユです。ラベルフィーユは、トリキュラーと同様、第2世代3相性の低用量ピルです。
ラベルフィーユは日本のジェネリック医薬品で、富士製薬工業が販売しています。
トリキュラーとジェネリック「ラベルフィーユ」の違い
(ラベルフィーユ28錠)
参考:クリニックロタージェ
トリキュラーとラベルフィーユを比較してみると、ジェネリック医薬品なので配合されているホルモンやレボノルゲストレルの配合量に違いはありません。
どちらも赤・白・黄色の3錠から構成され、成分配合量が色によって違うので順番に飲むことでホルモンバランスを整えることができる仕組みになっています。
薬の箱に違いはありますが、薬自体の成分などはやはり同じものなので大きな違いはありません。
しかし、違いが全くないというわけではありません。
購入できる場所が違う
トリキュラーもラベルフィーユも日本の処方箋医薬品のため、病院で診察を受けて処方箋をもらわなければ購入することができません。
ラベルフィーユは国内の医薬品会社が開発しており、海外の通販サイトでは取り扱いがありません。
しかし、トリキュラーはドイツの医薬品会社であるバイエルが開発したピルであり、日本だけでなくドイツでも製造販売しているので、個人輸入サイトで購入することができます。
もちろん生産国が違うだけであるため、薬の成分と成分量は日本製でも海外製でも違いがなく安心して飲むことができます。
病院での値段はあまり差がない
通常、ジェネリックといえば先発医薬品よりも安いことが多いので、ラベルフィーユについてもトリキュラーよりも安いと考える人が多いでしょう。
しかし、病院で処方してもらった場合の価格はどちらも2,500円ほどが相場となり、大きな差はありません。
通販を使うと圧倒的にトリキュラーが安い
通販サイトにはまとめ買いの割引があります。特にトリキュラーは売れ筋なので、割引率が高くなっています。
下の表は大手の医薬品通販サイト「医薬品アットデパート」の価格表ですが、1年分のまとめ買いをすることで、1箱600円でトリキュラーを購入することが可能です。
1箱 | 1,480円(1箱あたり1,480円) |
---|---|
2箱 | 2,604円(1箱あたり1,302円)12%OFF |
3箱 | 3,065円(1箱あたり1,021円)30%OFF |
5箱 | 3,804円(1箱あたり760円)48%OFF |
7箱 | 4,716円(1箱あたり774円)54%OFF |
12箱 | 6,880円(1箱あたり573円)61%OFF |
トリキュラーのジェネリックまとめ
トリキュラーのジェネリック医薬品はラベルフィーユとなり、成分や効果はトリキュラーと大きな違いがありません。
ただし、違いがあるのは購入できる場所です。どちらも処方箋薬なので市販はされていませんが、トリキュラーはネット通販で購入できます。
ラベルフィーユは病院での処方のみになりますが、トリキュラーは海外製のピルなので個人輸入サイトで購入することができます。
個人輸入サイトでまとめ買い割引を使うと最安で1箱あたり600円まで安くなるので、かなりお得です。
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