マーベロンはMSD株式会社が販売している、第3世代1相性の低用量ピルです。
世界中の女性に利用されていて、日本での人気も高いピルです。実績も十分なピルなので、後発医薬品(ジェネリック)もいくつか販売されています。
この記事では、マーベロンとジェネリックであるノベロン・ファボワールについて、値段・購入方法などの違いを解説します。
目次
マーベロンのジェネリックにはどんなものがある?
マーベロンのジェネリック医薬品には以下のようなものがあります。
- ファボワール(富士製薬工業・日本)
- ノベロン(Organon(オルガノン)社・オランダ
また、マーベロンと同じMSD社からマーシロンという姉妹品が発売されています。ジェネリックではありませんが、マーベロンと同じ成分の「超低用量ピル」です。
ファボワール
製薬会社 | 富士製薬工業(日本) |
成分 |
|
世代・相性 | 第3世代・1相性 |
錠数 | 21錠・28錠 |
ファボワールは富士製薬工業から発売された、国産のマーベロンジェネリックです。
マーベロンには実薬のみの21錠タイプと、偽薬(プラセボ)が7錠入った28錠タイプがありますが、ファボワールも21錠タイプの「ファボワール21」と28錠タイプの「ファボワール28」があります。
ノベロン
製薬会社 | オルガノン社 / MSD |
成分 |
|
世代・相性 | 第3世代・1相性 |
錠数 | 21錠 |
ノベロンはオルガノン社が開発したマーベロンのジェネリックです(現在はMSD社が販売)
実薬だけの21錠タイプのみが販売されています。
ジェネリックのメリットは同じ成分で値段が安いこと!
低用量ピルは、毎日継続して飲み続けることで効果を発揮するお薬です。避妊効果を継続させるためには、毎日服用しなければなりません。
ジェネリックのピルを利用すれば先発品よりも値段をおさえることができます。
ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同じ有効成分が同じ量だけ含まれているので、効果も安全性も変わりません。
マーベロンのジェネリック(ノベロン・ファボワール)の購入方法と値段
ファボワールは病院で処方
ファボワールは日本で承認され、日本のメーカーが製造しているピルです。そのため病院によっては処方してもらえます。
値段ですが、マーベロンがおよそ2,100~2,500円かかるのに対して、ファボワールは1,600~2,000円と、若干安く入手できます。どちらも別途診察代などがかかります。
マーベロン(病院) | 2,100~2,500円 |
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ファボワール(病院) | 1,600~2,000円 |
診察料(共通) | 3,000~5,000円 |
ファボワールを処方してもらいたい場合は、事前に病院に問い合わせておきましょう。
国産のピルなので、通販サイトではほとんど取り扱っていません。
2018年5月30日、製造元の富士製薬工業は「長期安定性試験において純度試験が規格外となったため」一部のファボワールを自主回収しました。(公式発表)
※要約すると、パッケージに表示されている使用期限まで品質(効果効能)が保持できないことがわかったため、回収ということです。
現在は使用期限を短縮したうえで販売再開しています。
ノベロンは個人輸入サイトで
ノベロンはファボワールとは逆に、海外製のマーベロン・ジェネリックです。そのため、日本の病院で処方しているところはほとんどありません。
日本からノベロンを購入するためには、日本人向けの個人輸入代行サイトを利用する必要があります。
値段ですが、「医薬品アットデパート」では1箱1880円から販売しています。まとめ買いをすると1箱1200円程度まで割引があるのでおすすめです。
1箱 | 1,880円(1箱あたり1,880円) |
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2箱 | 3,083円(1箱あたり1,541円)18%OFF |
3箱 | 4,205円(1箱あたり1,401円)25%OFF |
5箱 | 6,358円(1箱あたり1,271円)32%OFF |
7箱 | 8,597円(1箱あたり1,228円)35%OFF |
まとめ
まとめます。
- マーベロンのジェネリックはファボワールとノベロン
- ファボワールは病院で処方してもらえる
- ノベロンは通販で購入
低用量ピルの中でも人気が高いマーベロン。そのマーベロンと同じ効果を期待できるのがノベロンとファボワールです。
ジェネリック医薬品は先発品よりも安いので、継続して服用していく人にはおすすめです。
また、通販サイトを使えばさらにリーズナブルに手に入れることができるので、こちらもぜひ利用してみたいですね。